東京本社、高知に「四万十ブランチ」を構えるエンザントレイズ株式会社。

高知県ご出身の経営企画室 室長、採用の担当者でもある森岡さんにお話をお伺いしました。


高知には2ヶ月に1回のペースで来られているとのこと

---まず初めに、エンザントレイズ社は何をされている会社か教えてください

一言でいうならSIer(システムインテグレーション(SI)を行う業者のこと)です。便利屋的位置付けですね。

ですが、自社においても開発、SESもやりますし、音声をデジタル化するVoIP、RPAもやります。
その中でも今RPAに力を入れています。ロボティック・プロセス・オートメーションですね。

---便利屋と言うと素人の私にも分かりやすいですね。

AIが人の仕事を奪うと言われているじゃないですか、その最初の一歩がRPAであるかなと。

特に地方都市は人が少ないので代わりにロボットに仕事をさせることは都会同様ニーズがあって、
近くそういう時代が必ず来るのなら慣れていかないといけないものだと思います。

そしてそれがニアショアをやっている僕らがさらにやれること、やっている意義だと考えています。

ニアショア戦略

---「ニアショア」というキーワードが出ましたが、確か御社は東京が本社で高知にブランチを構えていらっしゃいますよね?


ホームページに紹介されているブランチのメンバー

そうです。高知には安芸市と四万十市にブランチがあります。他県にも福岡、宮崎、大分、和歌山などにもありますね。
高知では今2名が働いていますが、今東京で仕事をしているうちの3名くらいがこれから高知に戻ってニアショアする予定です。

実は、社員の13〜14名が高知出身なんですよ。

---そうなんですね!結構な割合ですね。

実はその内の1名は、ITから別業界に転職し、改めてIT業界(当社)に戻ってきました。

ベースはありますが、ブランクを埋める為、東京でスキルや知見を習得しているところです。もちろん高知へ戻ります。
他にも高知出身の新卒採用の社員が東京で勤務してますね。

---高知出身の方が、東京でも高知でも活躍されているのですね!
そして地元で仕事ができるよう「場」と「仕事」を提供されているということですね。

そもそもニアショアを始めようとしたきっかけは何でしょうか?

実は、私と代表は出身がそれぞれ愛媛と高知でして、親の関係でしょっちゅう地元へ戻らないとならない時期がありました。

東京や都心の人って実は同じような悩みが多くて、止むを得ずキャリアを捨てて地元へ戻ることがあると思います。
そんな経験から、我々の職種は遠隔でも仕事ができるので、環境を整備した経緯があります。

---仕事内容を変えずに、拠点を移せるのはすごく魅力的ですね。

さらにそれとは逆に、関東出身で関東育ちの人が、今度Iターンで東京を出るんですよ。元々人混みが嫌だったようで。笑

---今更感がありますが、そんなことも可能になるということですね。笑
 続いて、御社についてお教えいただきたいのですが、ざっくりとお教えいただけますでしょうか。

そうですね、社員は100名弱で男女比は8:2かな。半数は地方出身で、地元愛の強い人が多く、方言が飛び交ってます。

---飲み会はどれくらいありますか?

突発的にやることが多くて、会社の近くにいつも集まる居酒屋があって、「エンザン食堂」って呼んでます。笑

---勝手に命名してしまってるんですね。笑

あとは、月に一回全社会をやるのですが、会議の後に簡単な軽食を交えて交流します。
ニアショアのメンバーは、ウェブ会議で参加してます。


イメージ画像

その交流が面白くて、社員の持ち回りでそれぞれ地元の名産や地酒を紹介しながら軽く飲むんですよ。
そこで自分の地元愛を思い出させますし、他県の食文化に触れることができます。

---それは楽しそうですね。色々なご出身者が多いからこそできることですね。

ベク杯から始まった新たな人生

---続いて、森岡さんについてお伺いさせていただきたいのですが、ご経歴をお教えいただけますでしょうか。

高知生まれ高知育ちで、東京の大学を中退して高知にUターンしました。
人材系の会社でサラリーマンをやっていたのですが、28歳の時に高知が好きすぎて、

日本全国に高知文化を知ってもらうため「ベク杯」を売って回ることを計画し会社を辞めました。若いからできたことですね。笑

しかも、実はベク杯は高知で作られていないことを知り、車で岐阜県の製造会社へ行って大量に在庫を買うところからスタートしました。

そこから各地のスナックや居酒屋を回ってましたが、車生活で痛めた身体を休めるためのアパートを!と、気付けば東京にたどり着いてました。


ひろめ市場が主な出没スポットとのこと
※ベク杯(可杯)とは、飲みほさなければけっして下に置くことができないさかずきのこと

---ベク杯を売る壮絶な旅だったのですね。笑 その行動力はすごいですね。

それからやはり定職に就かないといけないなーって意識で、受けたのがNTTコミュニケーションズでした。

もちろん最初は契約社員で入って、営業の成果を出し続けて正社員になりました。
正社員になってからも好成績でした。

その時に、大手企業とのビジネスを経験したのは今の糧になっています。

8年ほど働いた後、地域起こしプロデュース業を起業し売却、OEM会社の立ち上げなどを経て、現在に至ります。
今もクリエイティブ制作とメディア事業の会社役員を兼任しています。

---なるほど。ベク杯から営業マン、起業家と様々なご経験からキャリアを積まれてきたのですね。
少し話が変わりますが、ご家庭はあるのでしょうか?

妻と娘が2人います。上の子が5歳で下の子は2歳です。

---可愛いお年頃ですね。お休みの日はどんな過ごし方をされているんでしょう?

「後楽園で僕と握手」的なイベントショーによく連れて行ってます。
せっかく行くので、最前列の通路側とこだわって座席取りをしたりと、やるならベストを実践してます。


遊園地イメージ

仕事が忙しい時は、会社に連れて行くこともあります。笑
個人の趣味では、フットサルやボルダリングをやってます。

---やるならとことん!森岡さんらしいですね。笑 ありがとうございます。

求める人材は「愛のある人」

---会社の文化・人についてお伺いしてきましたが、求める人材はどのような方でしょうか?

そうですね。人物面で言うなら「愛のある人」
もちろん地元や人に対してでも良くて、なぜ愛のある人が良いのかと言うと、

地元が好き、家族が好きで、ヒトを大切にできる人は、仕事において大切なお客様を大事にできると思ってます。

愛を連呼するのも恥ずかしいですが、それくらい大事なことだと思っています。
もちろん技術面や、コミュニケーション能力も大事ですよ。

---森岡さんからも、こうして高知やご家族に対する愛を強く感じます。

目指す先と地方の未来

---今後のエンザントレイズ社は、何を目標とされていますか?

冒頭に出ました「ニアショア」によるその地域の便利屋を目指したいですね。

各地のブランチで働く人が、ITの力でその地域の課題を解決したり、
事業のお手伝いをしたりとニアショアだからこそできることが多くあると思います。

東京の仕事を地方でやることもそうですが、地方で気軽にIT会社に相談できる環境こそ、ニアショアの大事な意義も含まれていると考えてます。

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